OLD MACでも最後に欲しかったPowerbook2400cを手に入れることが出来ました。(680x0系の物はほぼ全滅してると思われますし)今回手に入れた物は初期型の180MHzの物ですが、状態はとても綺麗でした。キーボードはクリアタイプに交換されていて、黄ばみも殆ど無く綺麗でした。(元のキーボードも付属していました)。ゴム類も除去され底の面のは代替製品に交換されていました。バッテリーもどれだけ持つかは判りませんが、一応生きてたようで、充電したらしばらくは動くようです。cat20190120154614


この頃のMacはもうモニター出力はVGA端子なんですね。フロッピーはIBMが設計製造(ThinkPad535と同期らしいです)したという事もあり、当時のThinkPadと同じ形状の端子らしいです。ただフロッピードライブを入れ替えて使えるかは、検索してもよくわからなかったです。オートイジェクトとか有りますからね。SCSIはMac独自の四角いごつい端子です。
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10.4インチ(SVGA解像度)の日本市場向けのモバイルPCと言う事ですが、重さは2Kgを超えていて、他のMacと比べてたら軽い程度で、実際は分厚くて重いですね。最近のAirはもちろんの事PowerBookG4比べても分厚いです。
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重さが重いのはPCカードすらオートイジェクト機能なんて物まで付いていて、普段あまり使わない物まで、色々手が込んでるからですかね。ちなみにこの機構や、ひげみたいな形のトラックパッドのクリックボタンは、壊れやすいとと聞いていましたが前の持ち主の方が、タクトスイッチ改造という事をされた物らしいく、問題なく使用できています。
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CPUはPowePCの603evとPowerPC G3が出る前の物です。それでも自分のPM8500/120よりは早そうです。メモリーはEDOらしくて、32MB追加されて48MBです。SDメモリーなら沢山余ってるのに使い回せなくて残念です。HDDも標準の1.3GBと音もそこそこうるさいです。まぁよく生きてたと言うところですかね。OSは標準ではMac OS 7.6で、リカバリのCDも付いていました。8.6にアップグレードされていて、そのあたりのCDも付属して頂きました。
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今回のセットでは、他にもCD-ROMドライブなども一式つけていただいたので、その内HDDの交換などもやってみたいと思います。cat20190120154557


取りあえずデータ移行させてみます。PowerbookG3をSCSIドライブモードにしたら良いのかなと接続してみましたが、なんだか上手いこと行かずでした。画面にSCSIのIDも出てたような気もするのですが、2400c側からは認識出来ず。仕方無いので、CFカード経由でいくつか移してみました。せめてHDDは4GBくらい有れば良いのですが、中々キツい環境ですね。cat20190120154915cat20190120154928


という感じですが、97年頃のホームページデータを見たりシムシティ2000で遊ぶ分には快適に遊べそうでした。
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これが出た頃使ってたのは、PM8500/120と自作機のMMXPentium機くらいですかね。ThinkPadもPowerBookもどちらも高くて、AKIAのノートPCとか使っていたと思います。高いのに1年もしたら性能が1.5倍くらいになったりと、ものすごく進化の激しい時代でしたね。動画でも紹介していますが、1997年のホームページ開く速度なんて180MHzあっても、後から写真が出てくる程度の速度なんですよね~。今の世界が当たり前ですっかり忘れていました~。なんにせよ憧れのマシンだった2400cが手に入ったので、当時の物をいれて遊んでみたいと思います。間抜けにもゲームの大半はメディアだけ残って、マニュアルプロテクトのマニュアル捨てちゃったのが多いのですがw

動画でも紹介します。