HP95LXを手に入れたので、ついでにHP200LX(PC-XT互換機)でも作業してたらついついゲームも出てきました。昔のHDDの中には初代IBM-PCやPC-XT時代のMDAやCGAのゲームも少し残ってたので取り出してきました。
ちなみにご存じの方も多いと思いますが、MDAがモノクローム・ディスプレイ・アダプタでモノクロキャラクター表示、CGAがカラー・グラフィックス・アダプターで、640*200の1色、320*200の4色、160*100の16色です。EGA(エンハンスト・グラフィックス アダプター)は更に拡張されていますが、640*200で16色で最大解像度でも640*350と、当時のPC-9801に比べてもしょぼいです。もっとも、元々外付けで取り替え可能な設計だったのが、後々よかったようですね。基本的にはVGA>EGA>CGA>MDAで標準構成だとすべて下位互換があるそうですが、EGA等は独自拡張(AXパソコンのJEGA等)も多かったので、その部分はその限りで無いみたいです。
これらの時代のソフトは、日本橋電気街なんかの雑居ビルの一室でCD-ROM何枚かや一枚に何種類も詰められて売っていました。もっとも、当時は3Dのポリゴンゲームが出始めで、もう殆ど興味を失っていましたが、今は完全に一周回って面白く感じます。
これはスター・トレックのゲームですが、テキストオンリーです。元々BASICで作られたゲームなので、DOS版ってだけで、かなり後期の物ですよね。まぁIBM PC自体もPC-DOS積んでたから、そうでもないのかな。
HP200LXはCGAまでなので、その辺りでしか使えませんが、今更ながら、PC-8801に比べても色も出ないし、しょぼく感じますね。音もBEEPがメインなので、動作させるには200LXでも困りません。(横長になりますが。)
とは言え4色のは、微妙に見にくいです。一応液晶は4階調ですが、モノクロ用ではないので厳しいですね。
200LXで、ちゃんと動いてくれなかった物を、MMX Pentiumの166MHzのマシンでやると、早すぎてゲームにならない物も多かったです。IBM PCって8088の4.77MHz(初期のPC-ATで80286の6MHz)なんですよね。ちゃんと画面の書き換えをてないゲームは、剛速球になります。200LXでも80C186の7.91MHzで早いほうなんですが。
中にはちゃんと、書き換えをみてて速度も変にならず充分に遊べる物もあります。この画面はEGAかな。
最近のグラフィックカードは、CGAやEGAなんかはサポートされているのかなぁ・・・。確か、DOSはつい最近の世代まで動いているんですよね。
数年前にもネットブックでも一応DOSを入れてみましたが、一応使えました。汎用のUSBドライバ入れて無くて、ソフトの出し入れが大変すぎて戻しましたが。
手軽にノートPCばかりで遊んでいますが、当時のパーツを使って、Windows98マシンでも組み立てて見たいなぁ。